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【社会】

「豊洲移転」都知事、週明け「方向性」 戦略本部が土壌汚染対策まとめ

 東京都の小池百合子知事は十六日の定例記者会見で、築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)への移転について「まず方向性を見いだす」と述べた。関係者によると、週明けから二十三日の都議選告示までに表明する意向という。

 会見で小池知事は、告示前に移転の可否を決断するのか、方向性を示す程度にとどめるのかを問われ「今後のあり方はいくつかパターンが示されているが、数字(収支の試算)などはまだ変動する可能性がある」とした上で、まずは方向性を示す考えを示した。ただ、判断と方向性の具体的な違いについての説明はなく、方向性が実質的な判断につながる可能性もある。

 会見後、知事の判断材料を取りまとめる都の「市場のあり方戦略本部」会合が開かれた。豊洲市場の土壌汚染対策の二案のうち、建物下の地下空間の床面にコンクリートを敷く案を優位とする見解をまとめた。工期は八カ月、工事費は十五億〜二十億円。もう一つの特殊シートを敷く案は、工費が高いことなどから不採用とした。

 地下水に残る汚染は地下水位を管理するシステムで排水を続け、中長期的に改善を図ることも確認した。戦略本部はこの日で審議を終え、小池知事が判断できる環境は整ったことになる。

 小池知事は十七日、築地市場を訪問し、豊洲市場の汚染が「無害化」できていないことを市場業者に陳謝する予定。業者側から移転に関する意見も聴取する。

 

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