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【社会】

都民ファーストの幅広い連携 「ネット」支持者に違和感

 東京都議選(二十三日告示、七月二日投開票)で、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の立候補予定者は、保守系からリベラル系まで幅広い。選挙協力を結ぶリベラル系の地域政党「東京・生活者ネットワーク」の支持者からは、違和感も漏れている。

 ネットは市民運動から発生した組織で、平和運動や脱原発運動にも力を入れている。小池氏は元自民党衆院議員で、改憲容認の立場。かつては改憲実現をめざす日本会議の国会議員団にも所属していた。

 議席を守るためネット側が、連携を決断した形だが、両者の考え方には開きもある。ネット支持者の板橋区の主婦(68)は「小池氏は正直、引っ掛かる。不安」と話す。大田区の主婦(64)も「しっかりと見ていく必要がある」と警戒する。

 ネットは、「発祥の地」である北多摩第2選挙区(国分寺、国立市)で都民ファーストの推薦を受けながら、共産からも支持を得た。共産は「ネットはどちらかというとうちに近い」(都委員会幹部)とみる。

 一方、都民ファースト側にも温度差がある。小池氏は今月、ネットの集会に出席し「女性の政治参画という点で共通項が多い」とあいさつしたが、保守系を自負する都民ファーストの現職は「憲法九条を守れという組織とは違う」と話し、リベラル派とは一線を画している。 (唐沢裕亮、榊原智康、木原育子)

 

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