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【社会】

富士山 落書きの矢印除去

ブラシで矢印の落書きを消す林野庁の職員=9日午後、静岡県小山町の富士山須走口7合目付近で(静岡県提供)

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 静岡県小山町の富士山須走口7合目付近で、本来の登山ルートとは違う方向を示す矢印の落書きが見つかった問題で、静岡、山梨両県などは、落書きを除去した。

 作業は、環境省や林野庁の職員を含め静岡県側から約十人、山梨県側から約二十五人で行った。落書きされた岩に溶剤を吹きかけて浮き上がらせ、金属製のブラシでこすり落とした。岩にこびりついた古い落書きも見つかり、ガスバーナーで熱してから落とした。

 約五十カ所の落書きを全て消した。参加した静岡県職員は「完全に消えたわけではないが、登山者が間違うことはないと思う」と話した。

 落書きは六月下旬、山小屋「見晴館(みはらしかん)」付近で見つかった。白いスプレーのようなもので書かれた約三十センチの矢印が山梨県側の吉田口下山道への約三百メートルにわたって続き、途中には滑落の危険がある岩場があった。静岡県は自然公園法や文化財保護法に違反する可能性もあるとみて、対応を検討する。

 

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