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【社会】

「オール沖縄会議」平和賞 非暴力で辺野古反対

 ドイツの国際平和団体「国際平和ビューロー」(IPB、ベルリン)は、二〇一七年のショーン・マクブライド平和賞を、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設に反対する政党や団体でつくる「オール沖縄会議」に授与すると決めた。IPBが三十一日、共同通信に明らかにした。

 IPB自体は、一九一〇年にノーベル平和賞を受賞している。マクブライド平和賞は〇三年に日本原水爆被害者団体協議会(被団協)、〇六年に「平和市長会議」に授与された。

 オール沖縄会議は、移設反対を掲げる翁長雄志(おながたけし)知事の支援母体で一五年十二月に設立。授賞理由に「軍事化や米軍基地に反対する非暴力の取り組み」などを挙げた。

 IPBは授賞決定通知で「(同会議は)決して諦めずに闘いを続け、さまざまな行動を起こしてきた。過去の努力を認め、現在の運動を支援したい」とした。

 オール沖縄会議共同代表の高良(たから)鉄美・琉球大教授は「辺野古では非暴力に徹して長い間、抗議運動を続けている。沖縄の問題の理解を広げられるよう海外発信していきたい」と話した。

 マクブライド平和賞は、IPB会長を務めた故ショーン・マクブライド氏の功績をたたえ一九九二年に創設。平和や軍縮、人権の分野で活躍した個人・団体に贈られる。授賞式は十一月二十四日にスペイン・バルセロナで開催される。

 

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