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【社会】

子どもの下校後の安全確保を 警視庁研究会提言 帰宅後の犯罪被害多く

 子どもや女性を犯罪から守る方策の検討を続けてきた警視庁の有識者研究会は二十五日、学校の児童や生徒については、下校後に外出した際に被害に遭うことが多いとして、警察が保護者らと協力して安全確保に努めるよう求めるなどした提言をまとめた。

 研究会は東京都内の五警察署を抽出し、二〇一四年一月から三年半の間に起きた事件を詳細に調査。平日に子どもが被害に遭ったのは登下校時が八十一件に対し、帰宅後が百三十一件と約一・六倍に達した。被害に遭った場所は道路上や集合住宅の共用部分が目立った。

 また、都内で過去五年間の強制わいせつ事件など約六千件と、過去三年間の盗撮やつきまといなど約一万八千件を対象に、発生場所や時間を分析。被害が二十代までに集中していることも浮き彫りになったとした。

 提言はこうした実態を踏まえ、公園や商業施設などの安全対策の必要性を強調。被害者がためらわずに通報できる仕組みづくりも重要とした。提言書を受け取った同庁の島根悟副総監は「犯罪が起きにくい社会づくりにつながる対策を精力的に推進していく」と語った。

 

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