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【社会】

東京五輪の楽しみ こども記者が迫る 文京区が小中生新聞を創刊

「こども新聞」を手にするこども記者たち。中央は成沢広修文京区長=9月28日、東京都文京区の同区役所で(坂本亜由理撮影)

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 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックへの機運を高めようと、東京都文京区が一日、区内の小中学生が「こども記者」を務めた「オリンピック・パラリンピックこども新聞」を創刊した。子どもが独自の目線で関係イベントや選手らを取材し、記事にまとめた。 (中村真暁)

 区内の小学生四十六人と中学生九人が参加。高校生と大学生による四人のサポーターが加わった。取材、紙面づくりにあたっては、本紙記者・カメラマンらからアドバイスを受けた。

 こども記者は、過去の国内五輪でメダルを製造した造幣局や所管の財務省、プロバスケットボールチームの運営会社や同区との協力協定などを七月から取材。記事、写真、イラストを手掛けた。区の職員は文章にほぼ手を加えず、紙面には子どもの思いが素直に表現されている。

 パラリンピック競技のボッチャで活躍している佐藤駿(しゅん)選手のインタビューでは「誰でもできて親しみやすく、将棋のようによく考えられる」と競技の魅力を紹介。「佐藤選手はみんなにもっとボッチャを知って体験してもらいたいと話していました」などとまとめた。

 こども記者のうち七人は先月下旬、成沢広修(ひろのぶ)区長に新聞の完成を報告。成沢区長は「よくできていると思う。次号以降も五輪やパラリンピックに込められた人権感覚や平和への思いを感じ取ってもらいたい」と話した。区立昭和小六年の安藤万博(かずひろ)さん(11)は「これまで興味がなかったことでも、話を聞いたら面白かった」、柳町小五年の田端歩(あゆみ)さん(11)は「バスケットボール選手が五輪出場を目指して頑張っていると聞き、バスケを身近に感じた」と笑顔だった。

 新聞はタブロイド判、カラー四ページ。十万部発行し、新聞朝刊各紙に折り込んだほか、区役所や区立学校で配布する。区報の特集号として二〇年ごろまでに、年三回発行する。

 

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