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【社会】

乳児揺さぶり死なす 父親を逮捕、容疑否認

 生後一カ月の長女を激しく揺さぶり、死なせたとして、警視庁は三日、傷害致死の疑いで、東京都町田市木曽西二、建築業中馬(ちゅうまん)隼人容疑者(40)を逮捕した。「事実ではありません」と容疑を否認している。

 逮捕容疑では、一月十三日午後十一時すぎ、町田市の自宅マンションで、当時生後一カ月の長女ひかりちゃんの頭を激しく揺さぶり、急性硬膜下血腫などで意識不明の重体にさせ、三月二十二日に死亡させたとされる。

 捜査一課によると、中馬容疑者は妻(26)とひかりちゃんの三人暮らし。事件当時、妻が午後十一時半ごろ入浴を終えて居間に戻り、ベッドでぐったりしているひかりちゃんを発見。搬送先の病院から、激しく揺さぶられて脳を損傷する「乳幼児揺さぶられ症候群」の疑いがあると通報があった。ひかりちゃんは脳死状態で入院したまま、三月に死亡した。

 一課は、犯行が可能だったのは同じ部屋にいた中馬容疑者だけだったとみている。

<乳幼児揺さぶられ症候群> 乳幼児が激しく揺さぶられ、未発達で軟らかい脳が頭蓋骨に打ち付けられ傷つくことで生じる症状。嘔吐(おうと)やけいれん、意識障害を引き起こし、失明や言語障害といった重大な後遺症となったり、死亡したりする可能性もある。厚生労働省や日本小児科学会は、症状を招く暴力的な揺さぶりを虐待と位置付けている。

 

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