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【社会】

高野病院に新院長 広島から認定麻酔医着任

 東京電力福島第一原発事故後も避難せず、診療を続けた福島県広野町の高野病院に今月、新院長として河合義人医師(66)が着任した。今年四月から九月末まで院長を務めた阿部好正前院長(65)の後任。 (片山夏子)

 病院によると、河合院長は広島県内の病院を退職し、一日に着任した。麻酔科の認定医で長年、プライマリーケア(初期診療)や認知症サポート、緩和ケアなど地域医療に取り組んできた。六月末に、阿部前院長から退職の申し出を受け、後任の院長を探していたところ、河合院長が了承してくれたという。

 高野病院は昨年末、事故後も診療を続けた高野英男元院長=享年八十一=が亡くなり、一時院長が不在になる時期もあった。阿部前院長は四月に、長野県大町保健福祉事務所長から院長に着任。専門は小児科医だったが、高野病院では内科や精神科の診療が中心になったことなどを理由に退職した。河合院長の着任で、病院は常勤医二人、非常勤医十一人の体制となる。

 高野己保(みお)理事長は「院長が決まったと安心するのではなく、引き続き常勤医を探し続け、病院の体制を整えていきたい」と話した。

 

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