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【社会】

小池流規制に反旗 都民ファ都議2人が離党

都民ファーストの会に離党届を提出し、記者会見する音喜多駿都議(左)と上田令子都議=5日、都庁で

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 小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の音喜多駿(おときたしゅん)(北区、二期目)、上田令子(江戸川区、同)の両都議が五日、離党届を提出した。小池氏の政治姿勢や党の運営手法などに反発したためで、都民ファの都議の離党は初めて。知事の足元がぐらついた印象を与え、代表を務める国政政党「希望の党」の衆院選での戦いぶりに影響する可能性もある。 (木原育子、榊原智康)

 二人は昨年七月の都知事選から小池氏を支援した古参メンバーで、音喜多氏は今年一月の結党時から七月まで都議団の幹事長。

 二人はこの日、都庁で会見し、新会派を結成すると表明した。離党理由について(1)都民ファの代表人事の決定過程が見えないなど、情報公開が不十分(2)都政に専念せず、国政進出を図る小池氏の政治姿勢(3)理念が異なる立候補予定者が集まる希望の党への抵抗感−などを挙げた。

 都民ファでは新人都議らの失言を警戒し、取材を受ける際に原則的に党本部の許可を必要としていたという。音喜多氏は、こうした取材規制などについて「議員が考えを伝えるのは極めて大事。政党としてやってはいけない」と批判した。

 また上田氏は、都への文書質問や資料要求を禁止されていたと明かし、「都政を監視、チェックするため、議員の調査権が担保されているのに…」と疑問視した。

 二人は渡辺喜美参院議員が代表を務めた元みんなの党出身。関係者によると、都議選で渡辺氏を応援に呼んだことなどが問題視され、音喜多氏は都民ファの要職から外されていた。

 二人の離党について、都民ファの増子博樹幹事長は「同じ政策を掲げ、戦ってきた仲間から離党者が出たことは大変残念だ」と話した。

 

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