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【社会】

炎上ヘリ、6月に緊急着陸 警告点灯、沖縄・久米島空港に

6月1日に沖縄県・久米島空港に緊急着陸した米軍のCH53Eヘリコプター=久米島町役場提供

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 沖縄県東村(ひがしそん)の民間地に不時着、炎上した米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが六月、同県・久米島空港に緊急着陸するトラブルを起こしていたことが十三日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。普天間飛行場所属の米軍機はトラブルが続いており、再発防止策の実効性に疑問の声が出そうだ。

 久米島空港での緊急着陸の原因は、警告灯の点灯。東村の不時着ではエンジンの一つに火災が発生したとの警告が表示されている。関連は不明。

 関係者によると、CH53Eは六月一日、久米島空港に緊急着陸し自力で駐機場まで移動、約二時間後に離陸した。けが人や民間機への影響はなかった。米軍は「訓練で飛行中」だったと説明。防衛省沖縄防衛局が、米軍に原因究明と再発防止の徹底を要請していた。

 普天間飛行場所属機では、米軍伊江島補助飛行場(伊江村)に六月に緊急着陸した輸送機オスプレイが、八月に再び大分県の大分空港に緊急着陸。他にも不時着や墜落といったトラブルを起こしている。

 東村のCH53Eの不時着に関し、沖縄県の富川盛武(もりたけ)副知事は十三日、内閣府や在日米大使館、外務省などで期間を定めない同型機の運用停止を米軍に働き掛けるよう求めた。富川氏によると防衛省では福田達夫政務官が「努力する」と応じた。

 在日米海兵隊は同型機の運用停止を四日間と発表したが、小野寺五典(いつのり)防衛相は、停止期間は決まっていないとの認識を示した。在日米軍司令部は十三日の取材に、シュローティ副司令官が十二日の会談で小野寺氏に四日間の停止と安全確認までは飛行しないことの二点を伝えたと明らかにした。ニコルソン在日海兵隊司令官が飛行再開時期を最終判断するとしている。

 富川氏は会談で「米軍の安全対策に大きな疑念と不信感を抱かざるを得ず、断じて許せない」と抗議。事故原因の徹底究明と公表を要請した。

 

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