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【社会】

電子マネー1億円詐取か ニセ電話詐欺「かけ子」6容疑者逮捕

 インターネットの有料サイトの閲覧料金が未納と偽る架空請求のニセ電話をかけ、コンビニ店で売られているプリペイドカード式の電子マネーをだまし取ったとして、警視庁捜査二課などは十九日、詐欺などの疑いで住所不詳、無職藤崎良容疑者(31)ら男六人を逮捕したと発表した。二課は二月以降、少なくとも全国で二千二百枚、計一億八百万円分の電子マネーを詐取したとみている。

 逮捕容疑では五月上旬、千葉県流山市の三十代の女性会社員に電話で架空の未納料金を請求し百十万円分の電子マネーをだまし取ったなどとされる。二課は認否を明らかにしていない。

 二課によると、女性は詐欺に気づかず、複数回、コンビニ店で電子マネーを買わされていた。藤崎容疑者らのグループは二十人ほどで構成され、ほぼ全員がニセ電話をかける「かけ子」とみられる。

 電子マネーはプリペイドカード式のギフト券で、カードに記載された番号を聞き出せば、ネット上で転売して現金化できる。被害者からの振り込みや現金を受け取る「受け子」が必要なく、グループにとっては確実に詐取でき、逮捕のリスクも少ない。

 電子マネーの普及を背景に、コンビニ店などでカードを買わせ、番号を電話で聞き出して詐取する「電子マネー型」のニセ電話詐欺は今年一〜六月、全国で千五百三十件発生。前年同期の三倍以上に急増した。若い世代も狙われているのが特徴だ。

 今月五日には、詐取した電子マネーを複数の詐欺グループから買い取る換金サイトを運営したとして、東京都調布市の男(32)が逮捕されており、電子マネーを現金化するルートの一端が明らかになった。

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