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【社会】

田中宏和さん集合 ギネス挑戦 「田中宏和のうた」「田中宏和の本」…夢はNYで田中宏和展

2011年に集まった67人の田中宏和さん=東京都渋谷区で

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 田中宏和(たなかひろかず)という同じ名前を持つ人々が集まり、ギネス世界記録の更新を目指す「田中宏和運動全国大会2017」が二十八日、東京都内で開かれる。呼び掛け人で東京都渋谷区の会社員田中宏和さん(48)によると、同様の催しは二〇一〇年、一一年に続いて三回目。過去最多となる全国百人超の田中宏和さんが一堂に会する見通しだという。

 呼び掛け人の田中さんが活動を始めたきっかけは一九九四年、プロ野球近鉄(当時)のドラフト一位に同姓同名の田中宏和さんが指名されたのを、翌年の年賀状で面白おかしく紹介したことだった。

 それ以降、書籍や知人の情報などを通じ、さまざまな田中宏和さんの存在が徐々に判明。途中からはインターネットも活用し、北海道から沖縄まで、これまでに自分を除く百十六人の田中宏和さんと直接会った。

 同じなのは名前だけだが「初対面でも親戚のように仲良くなれる」。田中宏和さん同士が協力してウェブサイトを立ち上げたり、「田中宏和のうた」を作ったり、「田中宏和さん」という本を出版したりと、活動の幅を広げてきた。「同姓同名同士が集まって何かをすると、それ自体がアートになる。いつかニューヨーク近代美術館で『田中宏和展』を開催したい」と目を輝かせる。

 名前では区別が付かないため、「作曲家」「エンジニア」「カメラ」「小顔」など、職業や趣味をヒントにあだ名を付けるのが習わし。呼び掛け人の田中さんのあだ名は「ほぼ幹事」だ。

 最近うれしかったのは、山口県で生後半年の田中宏和ちゃんに会えたこと。「抱っこすると自分の息子のようにかわいかった」とほほを緩める。

 ギネスワールドレコーズジャパンによると、同姓同名の人々が集まった世界記録は二〇〇五年に米国のマーサ・スチュワートさんが達成した百六十四人。ルール上は「たなかひろかず」という読み方が同じであれば記録として認定されるが、漢字も含めて同一であることにこだわりたいという。

 大会には、呼び掛け人の田中さんにとって初対面の田中宏和さんも二十人以上参加する見通しで、当日はそれぞれあだ名を付けたり、全員で記念撮影をしたりする。記録達成に向け、さらなる参加者も募集中。大会の詳細や連絡先などは「田中宏和.com」に掲載されている。

 

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