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【社会】

汚染土 中間貯蔵を開始 仮置き解消なお時間

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 環境省は二十八日、東京電力福島第一原発事故に伴う福島県内の除染で生じた汚染土や廃棄物を保管する中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)を本格稼働させた。現在、汚染土などは県内各地に仮置きされており、こうした状態の解消が期待される。ただ国が確保できた中間貯蔵施設の用地は計画の約四割で施設の一部の完成にすぎず、仮置き解消にはなお時間がかかる。

 この日は汚染土と草木などの廃棄物を分ける「受け入れ・分別施設」(大熊町)の本格運転と、分別後の汚染土を放射性セシウム濃度に応じて保管する「土壌貯蔵施設」(同町、貯蔵容量約五万立方メートル)の運用を始めた。貯蔵されたのは、大熊町の除染で生じた汚染土約三十六立方メートル。双葉町の土壌貯蔵施設(同約四万立方メートル)も年内の運用開始を目指している。

 汚染土は、仮置き場から保管用の袋に入った状態で中間貯蔵施設に搬入される。受け入れ・分別施設で袋を破き、廃棄物を取り除いた上で放射性セシウム濃度が一キログラム当たり八〇〇〇ベクレル以下と八〇〇〇ベクレル超に分別。分別後は土壌貯蔵施設や、草木などの可燃物を焼却する「減容化施設」(整備予定)に移す。一〇万ベクレル超の焼却灰などは「廃棄物貯蔵施設」(同)で保管する。

 

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