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【社会】

朝鮮通信使 記憶遺産へ ユネスコ委が登録勧告

 【ソウル=共同】日韓の複数の関係者によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)国際諮問委員会は三十日までに、江戸時代の外交資料「朝鮮通信使に関する記録」について「世界の記憶」への登録を勧告する案を取りまとめた。ユネスコのボコバ事務局長が登録の可否を最終決定し、近く発表する。

 日本からはこれまで「山本作兵衛炭坑記録画・記録文書」「慶長遣欧使節関係資料」など五件が「世界の記憶」に登録されている。

 朝鮮通信使は、朝鮮国王が徳川将軍家に派遣した使節団。対馬(長崎県)や江戸を経て、徳川家康が祭られる日光東照宮(栃木県)まで、一行が通った地域に外交文書や行列の様子を記した絵などが残っている。

 日本側は通信使にゆかりのある自治体などでつくる朝鮮通信使縁地連絡協議会が、韓国側は南部釜山市の「釜山文化財団」が登録を推進してきた。

<世界の記憶> 国連教育科学文化機関(ユネスコ)が重要性を認め、保護と公開の対象とする文書や絵画、映像フィルムなど。各国政府や民間団体の申請を受け、2年に1度、登録を審査する。2015年の審査終了時点の総数は348件。同じユネスコの世界遺産、無形文化遺産と違って審査ルールを定めた条約はなく、ユネスコの自主事業として運営されている。

 

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