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【社会】

座間9遺体「8月下旬から9人殺害」 遺棄容疑の男、金目的も供述

日が暮れた後も、複数の遺体が見つかったアパート前に集まる報道陣ら=31日午後5時20分、神奈川県座間市で(松崎浩一撮影)

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 神奈川県座間市のアパートから九人の遺体が発見された事件で、このうち一人を遺棄したとして死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)=同市緑ケ丘六=が「八月下旬に引っ越してきてから九人を殺した」と全員の殺害を認める供述を始めたことが三十一日、警視庁への取材で分かった。

 動機の一部として「金を奪う目的もあった」と説明し、五十万円を奪ったケースもあるという。捜査一課は全容解明を進める。

 一課によると、行方不明になり事件発覚の端緒となった東京都八王子市の女性(23)がツイッターで「死にたいけど一人だと怖い」などと自殺願望を書き込み、白石容疑者が応じて連絡を取るようになった。白石容疑者は女性について「初めて会って殺した」と供述しており、警視庁は白石容疑者が女性の自殺願望につけ込んで殺害したとみて調べている。

 女性の兄が妹のアカウントとパスワードを使ってツイッターを閲覧し、白石容疑者の関与が浮上。捜査員が自宅を特定した。

 一方、室内の複数のクーラーボックスや工具用の箱からは、九人の頭部や手足などの骨計約二百四十本が見つかった。遺体は女性八人、男性一人だった。

 白石容疑者は「浴室で解体した。一部はごみとして捨てた」と供述し、室内からのこぎりも発見された。頭部などを保管していた理由は「(犯行が)ばれると思って捨てられなかった」と説明しているという。一課は、九人とも室内に連れ込んで首を絞め、気絶させた後で殺害する手口だったとみている。

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