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【社会】

「カップルの女性 最初に殺害」 座間9遺体 容疑者「捜しに来た男性も」

 神奈川県座間市のアパートから男女九人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が、調べに「最初に男女カップルを殺害した。八月末にまず女性を殺し、その後、女性を捜していた男性も殺した」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。 

 警視庁捜査一課は、遺体はこのカップル、行方不明の東京都八王子市の女性(23)、他の女性六人とみて捜査。白石容疑者は「多くが二十歳前後で、十代もいた」とも供述しており、一課は複数の被害者と会員制交流サイト(SNS)で知り合った可能性があるとして詳しい経緯を調べる。

 一課によると、白石容疑者は、カップルの男女について「女性とツイッターか何かで知り合い、一回だけ三人で飲んだことがある」と説明。あらためてツイッターなどで女性に接触し、単独で呼び出して殺害したという。

 後日、交際相手で二十歳前後の男性が白石容疑者に「彼女を知らないか」と尋ねたため、「部屋で飲みませんか」と誘い込んで殺害したとも供述。「このままでは警察に疑われると思って殺した」と話しているという。

◆父に犯行前「生きる意味ない」

 白石容疑者は五月に職業安定法違反罪で執行猶予付きの有罪判決を受け、座間市内の実家に身を寄せていたが、六月以降に「生きていても意味がない」などと父親に話していたことも判明した。

 このほか、行方不明になっている八王子市の女性(23)ともツイッターで接触。自殺願望を書き込んだ女性に対し、自殺を手伝うように装って連絡を取っていた。一課は、ほかの被害者とも同様の手口で知り合った可能性があるとみている。

 

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