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【社会】

座間事件容疑者 SNS履歴を削除

「9人の本名知らない」

 神奈川県座間市のアパートで九人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が、被害者に接触する際、インターネットの会員制交流サイト(SNS)のツイッターを使い、過去の書き込みには削除したものもあることが、捜査関係者への取材で分かった。

 被害者と接触した痕跡を消し、証拠隠滅が目的だった可能性が高い。警視庁は押収した白石容疑者のスマートフォンを解析し、ツイッターの書き込みなどから殺害時期の特定を進めている。

 捜査一課によると、白石容疑者はツイッターの複数のアカウントやハンドルネーム(ネット上の仮名)を使い分け、自殺願望を書き込んでいた人に対し、自殺を手伝うふりをして接触し、自宅アパートに誘い込んでいた。最初から殺害することが目的で、「(相手の)同意は得ていなかった」と供述しているという。

 司法解剖の結果、少なくとも二人は十月中に殺害された可能性が高いことが判明している。九人の遺体は十月末に見つかり、このうち二人は死後一〜二週間が経過し、他の七人は一〜数カ月だった。

 捜査一課によると、白石容疑者は最初に殺害したカップルの男女と最後に殺害した女性については経緯を記憶している一方で、他の六人については、年齢や殺害時期などの記憶があいまいという。九人全員について「本名も年齢も知らない」という趣旨の供述もしている。

 一課は、互いに仮名を使ったSNSなどで連絡を取り、出会ってすぐに殺害したとみて経緯を調べている。

 

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