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【社会】

オランウータンに第3の種 スマトラ島に800頭

スマトラ島にすむ「タパヌリ・オランウータン」=研究チーム提供

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 インドネシア・スマトラ島の一部にすむオランウータンの集団は、これまで知られていた二種とは異なる“第三の種”だとする研究結果を、スイス・チューリヒ大などのチームが二日付の米科学誌に発表した。生息数はわずか八百頭と推定され、チームは「絶滅の危険がある」として保全を急ぐよう求めている。

 オランウータンは人類の親戚にあたる大型類人猿。スマトラ島の別の地域とカリマンタン島(ボルネオ島)でそれぞれ一種が知られているが、新たな種の発見は珍しい。

 今回の集団は二十年前にスマトラ島北部の森に生息しているのが見つかった。チームは骨の形や遺伝子を新たに分析し、小さな頭や縮れた毛など他の二種と特徴が異なることから新種と判断した。生息地の名をとって「タパヌリ・オランウータン」と名付けた。ただ違法な狩猟で殺される恐れがあるほか、生息地近くにダムを建設する計画もある。

 

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