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【社会】

羽田新ルート 競技中うるさい? 五輪ホッケー、対策求める

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 二〇二〇年東京五輪に向けて羽田空港の発着枠を増やすために計画されている新たな飛行ルートが、空港の北に位置する五輪会場の大井ホッケー競技場上空を通過し騒音が懸念されるとして、国際ホッケー連盟などが対策を求めていることが分かった。大会組織委員会は「競技と放送に影響を及ぼす可能性がある。航空当局とも確認の上、競技時間帯の工夫も含め調整を進める」としている。

 国土交通省によると、新ルートでは南の風が吹いている時、午後三時から七時の間の着陸便が大井ホッケー場の上空約三百メートルを通過する。その際の騒音レベルは「幹線道路沿いの騒音が一つの目安」になるという。十月上旬に開かれた国際オリンピック委員会(IOC)と組織委の事務折衝でも議題に上った。日本ホッケー協会の関係者は「選手や審判員の声が聞こえるレベルかどうか。対策として日中を避けて午前と夜の開催も検討する必要がある」と述べた。

 馬術の一部を実施する海の森コースでも、羽田空港の発着便が上空を通過するため、国際馬術連盟が過去数年間の騒音などのデータを求めている。日本馬術連盟関係者は「会場変更は考えていないが、馬は敏感な動物」と説明し、今後のテスト大会で馬の反応を見ながら対策を検討する考えを示した。

 航空機の騒音問題では、東京パラリンピックの五人制サッカー(ブラインドサッカー)会場が、大井ホッケー競技場からお台場エリアの江東区青海(あおみ)に変更されている。

 これまで避けていた都心上空を通過する新ルートには、騒音や落下物の危険性を問題視する住民が反発している。

 

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