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【社会】

座間9遺体、1人は福島の高校生か 容疑者「主婦も」

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 神奈川県座間市のアパートで九人の切断遺体が見つかった事件で、九人のうち一人は福島県の女子高生の可能性があることが、捜査関係者への取材で分かった。被害者は関東地方にとどまらず、広範囲に及ぶ可能性が出てきた。 

 死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)の自宅で見つかったカード類や、現場周辺で途絶えた携帯電話の位置情報などから、埼玉県の女子高生や東京都八王子市の女性(23)ら六人の身元が浮上。福島県の女子高生も含まれている。

 警視庁は親族にDNAの提供を依頼し、鑑定を実施して身元確認を進める。白石容疑者は「殺害した九人の中に主婦もいた」とも供述しているという。

 警視庁によると、自宅で見つかったカード類は五人分。自宅周辺では、五人のうち一人を含む二人分の携帯電話の位置情報が途絶えたことが確認された。

 「八月末に最初に殺害したカップルの女性から五十万円を奪った」と供述していることも新たに分かった。その後に女性らを殺害した際も現金を奪ったことを認めており、警視庁は、最初の事件で多額の現金を手に入れたことで、同様の行為を繰り返した可能性があるとみて調べている。

 白石容疑者は一部の女性に「酒や睡眠薬を飲ませてリラックスさせたところを襲った」と話しており、部屋から睡眠薬が見つかった。一方、「自分もツイッターに自殺願望があるような投稿をしていたが、その気はなかった。全部うそだった」と供述している。

 ◇ 

 九人は身体的特徴から女性八人、男性一人とみられる。カード類や携帯の位置情報が確認された六人に、主婦に該当する人が含まれているかは不明。残る三人のうち二人についても、身元特定につながる可能性のある情報が得られているという。白石容疑者はこれまで「身元が分かるカード類や携帯電話、衣類はすべて捨てた」としていた。

 

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