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【社会】

利島村長、33年ぶり選挙戦へ あす告示 三つどもえの見通し

33年ぶりに村長選が行われる見通しとなった利島=東京都利島村で、本社ヘリ「おおづる」から

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 東京・伊豆諸島の利島(としま)村長選は七日告示される。人口は三百人余で、過去九回連続して無投票だったが、今回は現職と前職、新人の三人が立候補を準備している。一九八四年以来三十三年ぶりの選挙戦は、三つどもえの構図となる見通し。十二日に投開票される。 (榊原智康)

 立候補を準備しているのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の前田福夫氏(74)と、前職の梅田和久氏(71)、新人で元村議長の前田隆夫氏(64)。

 利島は都心から百四十キロ南に位置し、面積約四平方キロ。都内の自治体で最も小さい。島内には二十万本以上のツバキが育ち、日本有数のつばき油の生産地として知られる。総務省によると、一月一日現在の人口は三百十四人で、全国で三番目に少ない。

 長年にわたり村長選が行われなかったことについて、「過去の村長選で村民の間にしこりが残り、これまでは選挙戦を避ける風潮があった」と話す村民もいる。今回は、島外の医療機関を受診する際の交通費の補助制度のあり方などが争点となりそうだ。

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 都選挙管理委員会によると、都内の首長選では羽村市と御蔵島村で無投票が続いているが、過去二回連続にとどまる。三十年以上にわたって首長選が選挙戦にならなかったケースは珍しいという。

 三十三年前の村長選では、百五十二票を獲得した現職が、四十四票の新人を破った。十月九日現在の選挙人名簿登録者数は二百五十七人。

 

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