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【社会】

「LINE何度も、返事ない」 不明者の友人ら願い「別人であって」

 神奈川県座間市のアパートで九人の遺体が見つかった事件で、遺体一人の身元が東京都八王子市の田村愛子さん(23)と特定された。このほかにも現場で押収したキャッシュカードなどから、残る女性七人と男性一人の計八人が被害者として浮上している。友人らは安否を気遣い、無事を願っている。 (牧野新、柏崎智子、小川慎一)

 被害者の一人として浮上している埼玉県の高校二年の女子生徒。同級生によると、事件発覚の十日ほど前の十月下旬に学年集会があり、学年主任が「三週間前から行方不明になり、わずかな情報でもあれば教えてほしい」と呼び掛けた。

 友人の一人は「(無料通信アプリの)LINE(ライン)で何度も呼び掛けているのに、返事がなくて心配している」と沈痛な表情。また教頭は六日、取材に「うちの生徒でないと願っている」と答えた。

 一方、神奈川県の二十代男性については、友人の二十代の男性が「八月下旬に行方不明となった知人かもしれない」として、九月初旬に会員制交流サイト(SNS)のツイッターに写真を公開し、情報提供を求めてきた。この男性は、スマートフォンの位置情報が座間市近くの自治体で途絶えているという。

 男性で被害に遭ったとみられるのは一人だけで、警視庁によると、白石隆浩容疑者(27)=死体遺棄容疑で逮捕=はアパートに入居した直後の八月下旬に「まず男女カップルを殺害した。女性を殺し、その後、女性を捜していた男性も殺した」と供述している。

 男性によると、行方不明の男性に、交際していた女性がいたかははっきりしない。「ひょっとして事件に関係があるのではと、思う部分がある。別人であってほしい」と祈るように話した。

 

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