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【社会】

日馬富士暴行 スマホ操作に激高 白鵬の制止聞かず

朝稽古を終え、報道陣に囲まれながら引き揚げる日馬富士=14日午前、福岡県太宰府市の伊勢ケ浜部屋宿舎で

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 大相撲の横綱日馬富士の暴行が問題になった酒席は秋巡業中の十月下旬、鳥取県内で開かれた。同席者や関係者の話を総合すると暴行時の様子が浮かび上がってきた。

 席には日馬富士のほか白鵬、鶴竜のモンゴル出身三横綱や鳥取城北高相撲部出身の関脇照ノ富士、平幕貴ノ岩に加え、日本人力士や関係者ら十人前後が参加し、一次会から酒のピッチが上がり、盛り上がっていた。だが二次会へ移ると雰囲気が一変した。

 貴ノ岩は日馬富士から兄弟子に対するあいさつが足りないなどと生活態度を注意されていた。その時、着物の帯に差していた貴ノ岩のスマートフォンが鳴り、操作しようとした瞬間に全てが始まった。日馬富士がテーブルにあるビール瓶で、近くに座っていた貴ノ岩の頭部を思い切り殴打。「人が話をしている時に…」と激怒し、流血して倒れた相手にのし掛かるようにしながら素手で激しく殴打を繰り返した。

 同席者は「周りが気付かないほどの速さで『ゴーン!』という大きな音が聞こえた。そのまま二十〜三十発は手で殴っていた。貴ノ岩は両手で防ぎながら、殴られ続けていた」と証言。騒動の中で日馬富士の同部屋の後輩、照ノ富士も数発殴られたという。

 暴行の最中に止めに入った白鵬を突き飛ばし、後輩横綱の鶴竜には「おまえがしっかり指導しないからだ」と大声で言った。宴は重苦しいムードのまま終わった。

 

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