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【社会】

<平和の俳句>思い 詠み続ける 12月分・最終選考会

選考会で作品を選ぶ(左から)いとうせいこうさん、鴻巣友季子さん、黒田杏子さん=14日、東京都千代田区で

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 十四日に開かれた「平和の俳句」の最後の選考会には、終了を惜しむ声や平和への思いを俳句に添えて書き込んだはがきが、多数寄せられた。三人の選者が、四千四百七十九通の中から時間をかけて掲載句を選んだ。

 いとうせいこうさん(56)は、連載終了後も「平和の俳句」を詠み続けたいという読者の声に「励まされちゃった」としみじみ語った。「どんどん詠んでほしい。『平和の俳句』の第二期みたいなものが始まるんじゃないかな」と期待した。

 黒田杏子(ももこ)さん(79)は俳人の金子兜太(とうた)さん(98)の後任として三回目の選句。「これまで兜太さんが辞めてさみしいという句が多かったけれど、今回は前向きな声がたくさん」とほほえんだ。

 鴻巣(こうのす)友季子さん(54)は、レギュラー選者の二人が選考を終えた後も丁寧にはがきに目を通していた。「びっしりと平和への願いが書き込まれていて、ついつい読み込んでしまいました」と振り返った。

 「平和の俳句」は二〇一五年の元日に始まり、これまでに計十三万一千二百八十八通の投句があった。

 

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