東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

「めぐみに1時間でもいいから会いたい」 拉致40年、横田夫妻会見

記者会見を終えた横田めぐみさんの父滋さん(左)と母早紀江さん=15日、川崎市で

写真

 新潟市で横田めぐみさん=失踪当時(13)=が北朝鮮に拉致されてから40年となった15日、両親が川崎市の自宅で記者会見した。母の早紀江さん(81)は、いまだ再会できない娘への思いを語った。

 −40年たった思いを。

 「すぐ近くの国に閉じ込められているのに、どうして助けてあげられないのか。国内の誘拐事件であれば警察も必死で助けようとする。それと同じなのに、なぜ放っておかれるのか。署名活動や講演会、ありとあらゆることをして訴えてきた」

 −政府は本気で取り組んでいると思うか。

 「一生懸命知恵を練ってやっていると思っていたが結局40年たっても分からない状況に、本当に信じていてよかったのかという思いだ。私もそんなに長くない。本気度を持って救い出してほしい。向こうの国を壊してしまえ、などと思っているわけじゃない」

 −夫滋さんへの思いは。

 「性格や思いは違うが早く助けたいとの根底は同じだ。支え合ってやってきた。普通のおじいさんとおばあさんでしかないが、政治や外交を見ながら暮らしてきた。めぐみちゃんだと確認できる間に1時間でもいいから会いたい」

 −めぐみさんにメッセージを。

 「病気をしないで、元気でいて。お父さんお母さんは弱っても気持ちの上ではがんばるから、最後まで忘れないから」

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報