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【社会】

日馬きょうにも聴取 鳥取県警 傷害容疑で立件検討

大勢の報道陣にもみくちゃにされながら迎えの車に向かう日馬富士=16日夜、羽田空港で

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 大相撲の横綱日馬富士(33)=モンゴル出身=が鳥取市内で平幕貴ノ岩(27)に暴行し負傷させた問題で、鳥取県警は十七日にも東京都内で、日馬富士を任意で事情聴取する方針を固めた。捜査関係者への取材で十六日分かった。貴ノ岩から既に事情を聴いたことも判明。県警は事実関係や動機を解明し、傷害容疑での立件の可否を検討する。

 九州場所を休場中の日馬富士は十六日夜、福岡県太宰府市の部屋宿舎を出て、北九州からの便で羽田空港に到着した。報道陣の問い掛けには終始無言で、用意された車に乗り込んだ。

 捜査関係者によると、日馬富士は、十月二十五日夜から同二十六日未明にかけて滞在した鳥取市内の飲食店で、貴ノ岩の頭部を素手で殴るなどしたとされる。一次会は市内の別のちゃんこ店であり、現場となった店は二次会だったという。

 十月二十九日に貴ノ岩の師匠の貴乃花親方(元横綱)が被害届を提出し、県警は貴ノ岩から事情を聴いていた。

 関係者によると、飲食店にはモンゴル出身力士の白鵬、鶴竜の二横綱、関脇照ノ富士や、日本人力士、地元関係者らもいたという。

 日馬富士がビール瓶で殴打し、素手で二十〜三十発殴ったとの証言がある。貴ノ岩に生活態度を注意していた際、スマートフォンを気にしたことに激怒して暴行したとされる。

 一方で、白鵬は十六日、日馬富士が素手で殴ったことは認めたが、「ビール瓶では殴ってはおりません」と説明。ビール瓶は持ったものの、手から滑り落ちたという。証言には食い違いがあり、県警は飲食店の従業員や同席した力士らの聴取を順次進め、当時の状況を調べる。それまでの二人の関係やトラブルの有無を含め、動機面も慎重に確認を進める方針。

 

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