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【社会】

犯罪不安「ネット」6割 「繁華街」「路上」を上回る

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 内閣府が十七日に発表した「治安に関する世論調査」によると、自身や身近な人が犯罪に遭うかもしれないと不安になる場所はどこかを複数回答で尋ねると「インターネット空間」を挙げた人が61・1%に上り、トップだった。同様の調査で首位となるのは初めて。不特定多数の相手と簡単に知り合えるネット社会が広がる中、犯罪に巻き込まれる恐れを感じている実態が浮かび上がった格好だ。

 最近では神奈川県座間市の事件があり、自殺願望を会員制交流サイト(SNS)に書き込んだ女性らが犠牲になった。

 調査は九月に実施。今回から対象を「十八歳以上」に引き下げた。単純比較できないが、前回二〇一二年調査ではネット空間は「繁華街」「路上」に続く三位だった。

 今回、二位以降は「繁華街」(54・3%)、「路上」(47・6%)の順。続く「電車や飛行機などの乗り物」(34・6%)は前回七位。不安に感じる人が増えた。

 ネット空間を挙げた人を年代別で見ると、十八〜二十九歳が75・4%で最も多かった。三十〜五十代も回答が七割を超えた。

 被害に遭うかもしれないと不安になる犯罪の種類を問う設問(複数回答)でも「ネットを利用した犯罪」(60・7%)が最多。「詐欺」(50・2%)、「空き巣などの犯罪」(50・1%)、「暴行・傷害」(46・1%)の順で続いた。

 警察に力を入れて取り締まってほしいのは「ネットを利用した犯罪」(51・2%)と「殺人、強盗などの凶悪犯罪」(51・1%)が拮抗(きっこう)した。

 「日本は安全・安心な国だと思う」と答えた人は80・2%で、「思わない」の18・9%を上回った。調査は〇四年、〇六年、一二年と実施。四回目の今回は三千人が対象で千七百六十五人から回答を得た。

 

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