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【社会】

AI渋谷区民とLINEで会話 区がキャラ開発、住民登録も

AIキャラクター「渋谷みらい」の特別住民票=渋谷区提供

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 無料通信アプリの「LINE(ライン)」で一対一で会話できる人工知能(AI)キャラクターを、東京都渋谷区が開発し、「特別区民」として住民登録した。区によると、AIキャラクターの住民登録は全国初という。

 キャラクターの名前は「渋谷みらい」。小学一年生の男の子の設定で、渋谷区に関する話題に詳しく、しりとりなども得意だ。LINEで友達として登録すれば、実在の登録ユーザーと同じように会話ができ、返信もすぐに来る。今月四日に公開され、登録者は十八日現在で四千人を超えた。

 区の広報に活躍してもらおうと、LINEやツイッターで人気の女子高生AIキャラ「りんな」を生んだ日本マイクロソフトと共同開発した。アイコンに表示される顔は、八月に区が開いたイベントに参加した子どもたちの顔を撮影し、合成した。

 広報役だけあって、「渋谷区の人口は何人?」などと尋ねると、「こちらで確認してみましょう!」と、ちゃっかり区のサイトをPR。ユーザーが自分の顔写真を送ると、渋谷駅にあるモヤイ像風や肖像画風に画像加工してくれるサービス?もある。

 自然な会話にならずユーザーをもどかしい気持ちにさせることもまだまだあるが、そこは小学一年生。多くの人と会話を重ねれば、次第に「成長」していくという。区の担当者は「言葉遣いや顔が大人っぽくなっていったりするかも」と話している。 (神谷円香)

 

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