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【社会】

在日全米兵に禁酒指示 司令部、制限の期間は不明

 那覇市で飲酒運転し交通死亡事故を起こした疑いで米海兵隊員が逮捕された事件で、在日米軍司令部は二十日、日本国内に駐留する全ての米兵に飲酒禁止を指示した。沖縄県の翁長雄志知事は「毎回、同じことの繰り返しだ。言葉を失う」と、事故を批判した。

 在日米軍司令部は声明で、飲酒禁止に加え、沖縄県内の米兵に対して基地と自宅以外の出入りも禁じるとした。制限の期間は明確にしていない。

 県庁で報道陣の取材に応じた翁長氏は「同じ言葉を言うくらい、むなしいことはない」と述べ、沖縄で繰り返し起こる米軍の事件事故に不快感を示した。

 事故は十九日午前五時二十五分ごろ、那覇市泊二丁目の国道58号交差点で発生。米軍の二トントラックが同市の男性会社員(61)の軽トラックと衝突し、男性は胸などを強く打ち死亡した。

 那覇署は、飲酒後に運転したとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで海兵隊員の男(21)を逮捕した。

 沖縄県警によると、男は逮捕前、任意の取り調べに「基地で酒を飲んだ」と話していたという。

◆菅氏「極めて遺憾」

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十日の記者会見で、在沖縄米海兵隊員が那覇市で飲酒運転し死亡事故を起こした疑いで逮捕されたことについて「極めて遺憾だ」と話した。在日米軍や米国大使館側に綱紀粛正や再発防止のほか、遺族への誠意ある対応を行うよう強く求めたと説明した。

 同時に「沖縄県警が厳正に捜査を行っている」と語った。

 

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