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【社会】

現代俳句協会が特別表彰 金子兜太さん「ありがとう」

特別功労者表彰を受け、笑顔の金子兜太さん(右端)。本紙「平和の俳句」の選者を務める俳人の黒田杏子さん(手前左)の横に案内される=23日、東京都千代田区で

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 俳人の金子兜太(とうた)さん(98)が名誉会長を務める現代俳句協会の創立七十周年記念式典・祝賀会が二十三日、東京都内のホテルで開かれ、金子さんが車椅子に乗って出席した。体調を崩して八月に本紙「平和の俳句」の選者を退いた金子さんが公の場に姿を見せたのは、七月末以来、約四カ月ぶり。協会の活動を長年支えた功績から、特別功労者として表彰された。

 金子さんは宮坂静生(しずお)会長から表彰状と記念品を、自ら主宰する俳誌「海程(かいてい)」の女性会員から花束をそれぞれ受け取ると、車椅子から立ち上がり「ありがとうございました」と張りのある声で一言。約五百七十人の参加者から大きな拍手を浴びた。体調に配慮して途中退席する前、感謝の意味を込めてマイクを握って「秩父音頭(ちちぶおんど)」を熱唱し、会場を沸かせた。

 宮坂会長はあいさつの中で、金子さんのこれまでの活躍に触れ「戦後の俳句界を背負い、前人未到の境地を開かれつつある。日本の俳句界の最高の誇りとして、さらにご長寿を重ねられますように」とねぎらった。

 記念式典・祝賀会の前には、創立七十周年記念第五十四回現代俳句全国大会(文化庁、東京新聞など後援)が開催された。

 

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