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【社会】

大飯再稼働、きょうにも同意 福井知事、経産相要請受け

大飯原発3、4号機の再稼働について会談する世耕経産相(左)と福井県の西川一誠知事=26日、福井県庁で

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 世耕弘成経済産業相は二十六日、福井県庁で西川一誠知事と会談し、関西電力大飯原発3、4号機(同県おおい町)について「再稼働を進める政府の方針を理解してほしい」と要請した。西川知事は「県民に信頼される判断をしていきたい」と応じた。二十七日にも同意を表明する見通し。

 西川知事は同意の判断に当たり、関電が福井県内に持つ原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設計画の具体化を求めており、関電は二十三日、二〇一八年中に計画地点を示すとの方針を打ち出した。世耕氏は会談後、記者団に「関電が積極的に取り組む姿勢を示したことを評価したい」と述べた。

 会談で世耕氏は、西川知事が求めていた使用済み燃料対策への国の積極的な関与について「事業者全体で連携して対策を加速するよう強く要請した」と説明した。

 西川知事は、高速増殖原型炉もんじゅ(同県敦賀市)の廃炉に伴い、交付金の増額などを盛り込み政府が示した地域振興策が不十分だとして、「(もんじゅを所管する)文部科学省と連携し、継続的に強い後押しをお願いしたい」と求めた。

 世耕氏は会談に先立ち、非常時に海水を使って原子炉を冷やすための大容量ポンプなど、新規制基準に基づき配備された重大事故対策機器や、事故時の対応拠点となる緊急時対策所の建設現場などを視察した。

 関電は県の同意を得た上で、3号機を来年一月中旬、4号機を同三月中旬に再稼働させる計画を示している。

 

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