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【社会】

学生ら「被爆国として恥」 核禁止条約不参加を批判

「ユース非核特使」らが参加したフォーラム=26日、広島市で

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 被爆者の証言を伝える若者の語り部として外務省が任命した「ユース非核特使」らが意見交換するフォーラムが二十六日、広島市で開かれ、核兵器禁止条約に反対する日本政府の対応を「被爆国として恥ずかしい」などとする批判が相次いだ。

 外務省主催で、参加したのは現役特使と経験者ら十二人。広島、長崎、沖縄各県の日本人七人の他、米国やロシアの学生が含まれる。今年、国連で核禁止条約の交渉会合を傍聴した長崎大二年福井敦巳さん(19)は約七十人の来場者を前に「核抑止力を軸とした安全保障では核廃絶は進まない」と指摘。日本政府の条約反対を「恥ずかしく、がっかりだ」と話した。

 広島県福山市の盈進(えいしん)高二年高橋悠太さんも「(反対は)被爆者の頬をたたくようなものだ」と訴えた。広島市のカフェに勤める被爆三世の瀬戸麻由さんは、大学生だった二〇一三年に特使を務めた体験に触れ「日本の核政策を巡る矛盾を心苦しく思うこともあった」と明かした。

 米国の学生からは「政府の姿勢を変えるためには市民の考え方から変える必要がある」との意見が出た。

 

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