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【社会】

上尾・贈収賄 前市長と前議長に数百万円

 埼玉県上尾市のごみ処理施設の業務を巡る贈収賄事件で、贈賄容疑で逮捕された設備管理会社「明石産業」社長山田明容疑者(82)が、前市議会議長田中守被告(72)と前市長島村穣(みのる)容疑者(73)への賄賂とされた金とは別に、「二人と知り合った直後に、それぞれに数百万円渡した」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、山田容疑者は二〇一一〜一二年ごろ、田中被告を介して島村容疑者に初めて接触。この直後、二人にそれぞれ数百万円を渡したという。明石産業は、一二年からごみ処理施設の業務の入札に参加していた。

 県警は、実際に二人に現金が提供されたかどうか裏付けを進めるとともに、提供の目的などについて調べている。

 田中被告は、今年一月に実施されたごみ処理施設「西貝塚環境センター」のペットボトル処理業務の入札を巡って、島村容疑者に予定価格などを漏えいするよう働きかけ、見返りとして山田容疑者から五十万円を受け取ったとしてあっせん収賄罪で起訴された。

 島村容疑者は一八年に発注される同センターの運転管理業務を巡り、山田容疑者から受注するために有利な取り計らいをしてほしいと依頼され、数十万円を受け取ったとして、受託収賄容疑で逮捕された。

 

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