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【社会】

平和・協同ジャーナリスト基金賞 東京新聞・望月記者に奨励賞

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 平和や人権擁護などに貢献した報道や作品を表彰する「平和・協同ジャーナリスト基金賞」の第二十三回受賞作が一日発表され、本紙社会部の望月衣塑子(いそこ)記者(42)=写真=の「武器輸出及び大学における軍事研究に関する一連の報道」が奨励賞に選ばれた。九日に贈呈式が行われる。

 望月記者は本紙で、日本における武器輸出の拡大や軍事研究費の増加について報じ続け、昨年七月には「武器輸出と日本企業」(角川新書)も著した。授賞理由は「武器輸出三原則が事実上撤廃されてゆく過程や日本企業が武器の生産・輸出に傾斜していく経緯がリアルに描写され、現状への警告となっている」としている。

 基金賞(大賞)には戦時中の朝鮮人強制連行などを取材し続け、今年九月に亡くなった作家・林えいだいさんを描いたRKB毎日放送のドキュメンタリー映画「抗い 記録作家林えいだい」が選ばれた。

 同基金賞は一九九五年に設立、市民からの寄付で運営されている。本紙は二〇一三年に「憲法に関する一連の企画」で、一五年に「平和の俳句」で基金賞を受賞している。

 今回の他の受賞作は次の通り。

 【奨励賞】沖縄タイムスの連載「銀髪の時代『老い』を生きる」▽シンガーソングライター清水まなぶさん「追いかけた77の記憶 信州全市町村戦争体験聞き取りの旅」(信濃毎日新聞社)▽朝日新聞高知版の連載「南洋の雪」▽パワー・アイ製作のドキュメンタリー映画「被ばく牛と生きる」▽広島市立基町高校美術部「被爆者の体験を絵で再現する活動と10年間の作品集」【審査委員賞】ジャーナリスト梅田正己さん「日本ナショナリズムの歴史」全4巻(高文研)

 

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