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【社会】

37年眠ったエンジン動く 米探査機ボイジャー

太陽系外を飛行するボイジャー1号の想像図。今回作動した噴射エンジンは描かれていない=NASA提供・共同

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 【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は一日、太陽系外を飛行中の探査機ボイジャー1号に搭載され、三十七年間も使っていなかった噴射エンジンを動かすことに成功したと発表した。「何十年も車庫に放置した自動車が動いたようなものだ」と驚いている。

 一九八〇年までは作動させていた軌道修正用のエンジンで、その後は休眠状態だった。姿勢制御用の別のエンジンが不調になったため、本来の目的とは違うが、このエンジンに目を付けた。

 十一月二十八日に地球から指令を送り、無事作動したことが翌日確認された。姿勢制御も可能で、NASAの担当者は「ボイジャー1号の運用を二〜三年延ばすことができる」と話している。

 七七年に打ち上げられたボイジャー1号は、木星や土星に接近して多くの写真を撮影し、二〇一二年には太陽系外へ出た。地球から二百十億キロ離れて飛行中で、信号が届くまで約十九時間半かかる。

 

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