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【社会】

羽生永世七冠、笑顔で喜び 「朝起きて夢じゃないかと」

「永世七冠」達成から一夜明け、笑みがこぼれる羽生善治竜王=6日午前、鹿児島県指宿市で

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 将棋のタイトル戦の永世称号を七つすべて獲得する史上初の「永世七冠」達成から一夜明け、羽生善治竜王(47)=棋聖=が六日朝、鹿児島県指宿市で取材に応じ、「朝起きて、これは夢なんじゃないかと思った」と改めて喜びを語った。 (樋口薫)

 五日夜は「温泉に入ってぐっすり眠れた」という羽生竜王。「タイトル戦の翌朝はいつも緊張感から解き放たれるが、今回は特にこれから先が大事と感じた」と、気を引き締め直した。

 家族に偉業達成を報告すると「お疲れさまでした」と声を掛けられたという。「日常から対局に集中できるよう、こまやかに気を使ってもらっている」と、理恵夫人への感謝も述べた。

 最年少棋士の藤井聡太四段(15)が史上初の二十九連勝を達成するなど、将棋界には話題の多い一年となった。「藤井さんの活躍は将棋界のみならず幅広く大きな影響を与えている。すれ違いにならないよう私自身が頑張って、タイトル戦での対局を実現できれば」と笑顔で語った。

 永世称号は、同一タイトルを一定数獲得すると引退後に名乗ることができる制度。羽生竜王は五日、渡辺明前竜王(33)を破って永世竜王の資格を獲得。既に得ていた永世名人、永世王位など六つと合わせ、新設で規定のない叡王以外の全七タイトルを制覇した。

 

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