東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

五輪の顔、選んでね 20年東京 マスコット3候補公表

写真

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピック組織委員会は七日、大会マスコットの選定で最終候補に残った三作品を公表した。東京都渋谷区立加計塚(かけづか)小学校で行われた発表会でカウントダウンの掛け声とともにお披露目されると、拍手と歓声が上がった。十一日から来年二月二十二日まで、全国の小学校の各クラスに一票を与える投票を実施し、最多得票の採用作品が二月二十八日に発表される。

 組織委によると、大会マスコットを小学生が決める試みは五輪史上初。オープンな選考とともに、子どもたちに大会を身近に感じてもらう狙いがある。

 いずれも五輪用とパラリンピック用のマスコットが一体ずつの組み合わせ。候補「ア」は五輪、パラリンピックとも大会エンブレムで採用された日本伝統の市松模様が特徴のキャラクター。「イ」は五輪マスコットが福を呼ぶ招き猫とキツネ、パラリンピックは神社にあるこま犬をモデルにした。「ウ」は五輪がキツネ、パラリンピックがタヌキで、日本にゆかりのある動物をモチーフにした。

 発表会に出席した組織委マスコット審査会の宮田亮平座長(文化庁長官)は「さすが日本。世界に誇れるし、歴史に残る。これからはみんなが主役だ」と投票する小学生に呼び掛けた。委員を務めたタレントの中川翔子さんは「キャラクター大国の日本だからこそ、どの作品も個性的で力強く、かわいいし、かっこいい」と期待した。

 八月に行われたマスコットの一般公募には二千四十二作品の応募があった。十月半ばに三作品に絞られ、国内外の商標調査などをクリアした。

◆日本らしさ表現

 大会マスコット最終候補3作品はいずれもデザインに日本らしい要素を取り入れ、作者によってプロフィルも設定されている。

 候補「ア」は大会エンブレムの市松模様をあしらった近未来的なキャラクター。藍色の五輪マスコットは大きな耳のような部分が特徴的で、最新情報をキャッチするという。パラリンピックは桜の花びらをかたどった大きな触角を持ち、ピンク色で彩られている。

 「イ」の五輪マスコットは福を呼ぶ招き猫とキツネをモチーフに考案された。お祭りの活気を伝えるため、しっぽは炎で表現した。パラリンピックは神社にあるこま犬がモデル。風と空から生まれた設定で、たてがみやしっぽが雲のようにふわふわと描かれている。

 「ウ」は日本の昔話に登場するような動物のキャラクター。五輪マスコットはキツネを模してつくられ、ほおと目の上に勾玉(まがたま)の模様を入れた。パラリンピックのタヌキは頭の上の葉っぱを使い変身できるという。どちらも紅白の色を使うことでおめでたさを表現した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報