東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

最高裁長官に大谷氏

大谷直人氏

写真

 最高裁の寺田逸郎長官(69)が来年一月で定年退官するのに伴い、後任の第十九代長官に大谷直人最高裁判事(65)が就任する人事が七日、固まった。近く閣議で正式決定する見通し。長官の交代は二〇一四年春以来で、任期は定年の七十歳を迎える二二年六月まで。裁判官出身の長官は十一人連続となる。

 大谷氏は北海道生まれで東大卒。一九七七年に判事補に任官した。最高裁事務総局での勤務が長く、裁判員裁判の制度設計に携わるなど司法行政に精通している。

 刑事裁判官として、九九年に東京都文京区で主婦が二歳の女児を殺害した事件などの著名裁判に関わった。静岡地裁所長、最高裁事務総長、大阪高裁長官を経て一五年二月、最高裁判事に就任した。

 最高裁では、設計担当者が業務上過失致死傷罪に問われた東京・渋谷の温泉施設爆発事故や、少年事件の裁判員裁判で初めて死刑が言い渡された宮城県石巻市の三人殺傷事件の裁判で裁判長を務めた。

 今年十月の最高裁裁判官国民審査で信任された。審査前に共同通信が実施したアンケートで、国民が裁判所に期待する役割について「判断の内容を、説得力のある分かりやすいものにすることが大切だ」と答えた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報