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【社会】

リニア工事入札不正か 東京地検、大林組を捜索

 JR東海が発注したリニア中央新幹線の関連工事の入札を巡って不正があったとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑で、大手ゼネコン大林組の本社(東京)など関係先を家宅捜索したことが九日、関係者への取材で分かった。

 家宅捜索は八日から九日未明まで実施。特捜部は押収した資料を解析するとともに、同社幹部やゼネコン関係者らから任意で事情を聴くなどして不正の実態解明を進める。

 JR東海によると、大林組は共同企業体(JV)の筆頭として、名古屋市で二件、東京都港区、川崎市麻生区で各一件の計四件を受注している。

 大林組の担当者は本紙の取材に「東京地検特捜部の捜索を受けたことは事実。捜査には全面的に協力する」と話した。

 JR東海は「報道で把握したばかりで、大変驚いている。当社としては何も承知していない」とした。

 リニア中央新幹線は東京・品川−名古屋間で二〇二七年の開業を目指し、四五年に大阪までの延伸を計画。JR東海は次世代の高速鉄道と位置付け、品川−大阪間の総建設費は約九兆円に上る。

 大林組は、同社ホームページによると、一九三六年に設立。資本金は約五百七十七億円で、従業員数は約八千五百人。

 

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