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【社会】

大林組副社長 任意聴取 リニア入札不正 鹿島の担当者も

 JR東海が発注したリニア中央新幹線の関連工事を巡る入札で不正があったとされる事件で、東京地検特捜部が、偽計業務妨害容疑で家宅捜索した大手ゼネコン大林組(東京)の土木部門トップの副社長を任意で事情聴取したことが、関係者への取材で分かった。また、特捜部が大手ゼネコン鹿島(同)の担当者を聴取したことも判明。大林組だけでなく工事に参加した業者から広く聴取し、疑惑の実態解明を進めている。

 大林組では、関連工事は土木部門が担当。特捜部は関連工事での受注の経緯などを確認したとみられ、上層部の関与も含めて調べている。

 鹿島広報室は本紙の取材に「大林組への捜査で、社員が事情を聴かれているのは事実。家宅捜索は受けていない」とした。

 JR東海によると、東京・品川−名古屋間の関連工事のうち、現在までに二十二件の工事が契約済み。

 大林組の共同企業体(JV)は二〇一五年十月、既存の東海道新幹線駅直下に新駅を建設する工事の一部「品川駅南工区」(東京都港区)を受注。一六年四月には、リニアの地下トンネルで事故が起きた際に地上へ避難する非常口の新設工事「名城非常口」(名古屋市中区)を受注した。

 この他、名古屋市と川崎市で各一件の計四件の工事を受注。JR東海は各工事の落札金額を公表していない。

 

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