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【社会】

米軍ルート外飛行常態化 「窓落下現場の上空は違反」

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 隣接する小学校運動場への窓落下事故を起こしたヘリコプターが配備されている米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)では、安全対策のために日米合意で確認された三つの飛行ルートを無視するかのような飛行が常態化している。沖縄県は「約束違反だ」と批判。日本政府は例外規定などから、直ちに合意違反とは言えないとの立場だ。

 普天間飛行場は人口密集地の中心部に位置する。隣接する沖縄国際大での二〇〇四年の米軍ヘリ墜落事故を受け、日米は〇七年に安全対策に関する報告書で合意。しかし防衛省沖縄防衛局の飛行調査では、報告書で設定したルートの枠外での飛行が恒常的に確認された。

 沖縄防衛局は「気象状況などを踏まえれば、米軍が報告書を守っていないことを示すものではない」と擁護。だが富川盛武副知事は、ヘリの窓が運動場に落下した普天間第二小などの上空は飛行ルートの枠外だと指摘する。

 日米両政府が締結した普天間飛行場の騒音防止協定でも離着陸の経路について「できる限り学校、病院を含む人口密集地域上空を避けるよう設定する」と規定する。

 

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