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【社会】

都立高入試に話す英語力 スピーキング20年度にも導入

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 東京都教育委員会は十四日、都立高校入試の英語科目に、話す能力を測る独自の「スピーキングテスト」を導入する方針を明らかにした。早ければ、現在の小学六年生が受験する二〇二〇年度入試から導入する。文部科学省によると、高校入試で英語で話す力を評価するのは、都道府県教委が独自に行うケースとしては初とみられる。 (唐沢裕亮)

 都教委によると、約五万人の受験が見込まれる。ノウハウを持つ英検など民間の検定機関と協力して実施。採点に時間がかかるため、二月下旬の通常の入試時期よりも前に行う。

 都教委は一八年度から難易度や採点基準などの検討を始め、中学三年生の一部に仮のテストを行うなどして課題を探る。試験の方法は、マイク付きのヘッドホンやタブレット端末を使って受験者の英語を録音するか、試験官と面接して行うかなどを検討する。

 学習指導要領では、英語の「読む・書く・聞く・話す」の四技能を総合的に養うとしている。ただ現行の都立高入試では、英語の読解や記述、ヒアリングの三技能を問う試験しか行われていなかった。都の有識者会議は昨年九月、スピーキングテストの導入検討を提言していた。

 英語を話す力を測る試みとしては、大阪府の公立高入試で英検などの成績を点数に換算し、入試の点数と比較した上で高い方を選べる制度がある。また福井県では現在の中学三年生から、入試で英検の成績を点数に加算する。

 一方、大学入試では二〇年度から大学入学共通テストで民間の検定を活用し、話す力を含む四技能を評価することが決まっている。

 

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