東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

ICAN「核禁止条約議論を」 丸木美術館で川崎さん講演

写真

 ノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))の国際運営委員を務める川崎哲(あきら)さん(49)が十六日、埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館で講演し「関心の高い今こそ、核兵器禁止条約の意義を伝えるチャンス。日本の条約反対について、もっと議論が必要だ」と訴えた=写真。

 同館は原爆の恐ろしさを描いた丸木位里(いり)・俊(とし)夫妻の絵画「原爆の図」を所蔵しており「広島、長崎の記憶を伝えてきた市民の取り組みが受賞の土台になった。この場で話せて光栄だ」と述べた。川崎さんは受賞について、被爆者らの長年の活動が評価されたとする一方、日本政府の条約反対を巡り「静かすぎる。自分たちで行動しないと生存は勝ち取れない」と述べ、国内世論の高まりに期待を寄せた。

 核開発を進める北朝鮮を引き合いに、米国の「核の傘」は機能していないとして「米国の核武装に協力する日本の姿勢が問われている」と指摘した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報