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【社会】

「男女共同参画」課名 存続へ 文科省、反対の声に配慮

 文部科学省は、来年十月の組織再編で課の名称から「男女共同参画」の文言をなくす当初の案を撤回し、「男女共同参画・共生社会学習推進課」として残す方針に転換した。女性団体などから「政府の女性活躍推進の政策に逆行する」などと反対する声が多数寄せられ、見直した。

 現状では「男女共同参画学習課」があり、女性の社会進出を後押しする教育などを担っている。しかし八月、新設する「共生社会学習推進課」へ統合し、その中の「男女共同参画学習室」に格下げする再編案を打ち出した。専門に担当する職員数も減る内容だった。

 これに対し、女性団体や研究者らは反発。「課名から消えると、男女共同参画社会づくりへの姿勢が見えにくくなる」「地方自治体が取り組みを後退させかねない」などと懸念を表明し、名称や体制の存続を要望していた。

 新しい案では、専門の職員数も維持する。文科省の担当者は「もともと男女共同参画を後退させる意識はなかったが、しっかり名前を出した方が理解を得やすいと判断した」と説明している。

 

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