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【社会】

「被災地を深く案じます」 天皇陛下84歳 一般参賀

訪れた人たちに手を振られる天皇、皇后両陛下=23日、宮殿・長和殿で

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 天皇陛下の八十四歳の誕生日を祝う一般参賀が二十三日、皇居・宮殿で行われた。陛下はあいさつで「皆さんの祝意に深く感謝いたします」と謝意を示された。そして「台風や豪雨により被害を受けた地域の人々、また、東日本大震災など過去の災害により、いまだ不自由な生活を送っている人々のことを深く案じています」と述べ、各地の被災者らを気遣った。

 陛下は午前中に三回、皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さまと共に宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者へにこやかに手を振って応えた。

 宮内庁によると、午後に庁舎前で行われた記帳と合わせ、五万二千三百人が皇居を訪れ、平成で最多だった昨年の三万八千五百八十八人を大きく上回った。二〇一九年四月末の退位が決まり、関心が高まったためとみられる。

 午前中は一般参賀のほか、宮殿で皇族や宮内庁幹部らが、陛下と皇后さまにお祝いの言葉を述べた。午後は皇族や安倍晋三首相ら三権の長が出席した祝宴、各国の駐日大使夫妻らを招いた茶会などが開かれた。

 一般参賀に訪れた東京都武蔵野市の大学二年生、小沢政人さん(20)と同中島和希さん(21)は「地方出身なのでずっと来たいと思っていて、残り少ない機会なので実現した」と声をそろえた。福島県いわき市出身の小沢さんは「お言葉で東日本大震災の被災者を案じてくださり、ありがたかった」と笑顔で話した。 (小松田健一、荘加卓嗣)

 

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