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【社会】

渋谷ハチ公、里帰りするかも 再開発で一時移転 秋田「来てね」

カウントダウンの衣装を着たハチ公像=31日夜、東京都渋谷区で(市川和宏撮影)

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 東京・渋谷の「忠犬ハチ公像」が二〇二〇年の東京五輪・パラリンピック後に一時、現在の設置場所から移転する見通しとなったことが分かった。渋谷駅西口の再開発工事の過程で移転が避けられなくなるとみられるためで、ハチの生まれ故郷の秋田県大館市は管理する渋谷区に、その間の「里帰り」を求めている。ハチ公像が一時的でも渋谷から姿を消せば一九四八年の再建以来、初めてとなる。 

 二七年度にかけ予定される渋谷駅西口再開発でハチ公前広場は今の一・五倍の面積に広がる計画。東急百貨店東横店解体後の工期後半に移転を迫られそうという。渋谷区は工事後に「新しい広場の一番良い場所」(担当者)へ戻す方針だが、大館市は工事期間中の誘致を要望。一九年に建つ市内の観光施設に地元のハチ公像と並べて展示する案がある。今年は戌年(いぬどし)で地元の期待は高まる一方だ。

 渋谷区の長谷部健区長は「関係者との協議が必要」としながらも「できるだけ要望に沿いたい」と話し、ハチ公像を貸し出す場合は「『ハチ公はただ今、散歩中』とPRしたらどうか。ホログラムでハチ公像を立体的に投影するのも渋谷らしい」と語った。 (瀬戸勝之)

 

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