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【社会】

羽生、井山氏に国民栄誉賞決定 将棋・囲碁界同時受賞 来月13日に授与式

(左)井山裕太氏 (右)羽生善治氏

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 安倍晋三首相は五日、将棋界史上初の「永世七冠」を成し遂げた羽生善治氏(47)、囲碁で初めて七冠独占を二度果たした井山裕太氏(28)に国民栄誉賞を同時授与することを決めた。菅義偉(すがよしひで)官房長官が同日の閣議に報告した。将棋、囲碁界でそれぞれ初めての受賞。授与式は二月十三日に官邸で行われる。

 首相は閣議後の政府与党連絡会議で「歴史に刻まれる偉業を達成し国民に夢と感動を、社会に明るい希望を与えた。ますますの活躍を期待したい」とたたえた。

 羽生氏は昨年十二月の竜王戦で勝利して「永世竜王」の資格を獲得。永世称号の規定がある七つのタイトル(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)全てを手にする「永世七冠」を史上初めて達成した。埼玉県出身で一九八五年に十五歳でプロ入りし史上三人目の中学生棋士となった。八九年に十九歳で初タイトルの竜王を奪取。九六年に「全七冠独占」を成し遂げた。

 井山氏は昨年十月の名人戦で名人位を奪還し、七大タイトル(棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段)を同時制覇する全七冠に復帰した。二度の全七冠は囲碁、将棋界を通じて初の快挙。大阪府出身で、二〇〇二年に十二歳でプロの初段となった。〇九年には名人位に最年少の二十歳四カ月で就き、注目を集めた。

 首相は国民に感動や勇気を与えたとして、昨年十二月十三日に両氏への国民栄誉賞授与を検討するよう指示していた。国民栄誉賞は一九七七年に創設され、これまでに芸能や文化、スポーツなどの分野で功績を挙げた二十四の個人・団体が受賞している。

 

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