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【社会】

晴れ着トラブル 支払い遅れ常態化か 「はれのひ」取引先「滞りがち」

 成人の日の八日に振り袖レンタル・着付け業者「はれのひ」(横浜市中区)が突然閉店し、新成人が晴れ着を着られなくなった問題で、同社から取引先への支払いの遅れが常態化していた疑いがあることが、関係者への取材で分かった。資金難のまま経営を続けていた可能性がある。神奈川県警や警視庁には少なくとも百数十件の相談が寄せられており、同県警は詐欺に当たるかどうか慎重に調べる。

 三年ほど前から取引があるという京都市の呉服の生産販売会社「大松」は二〇一七年に入り、支払いが遅れ始めたという。担当者は「はれのひが店舗を拡大していた時期で、仕方がないと思って様子を見ていた。まさかこんなことになるとは」と驚いていた。

 ただ、京都市の呉服卸業「ウライ」によると、すでに一年半ほど前から支払いが遅れたり滞ったりしたという。担当者は「数カ月前からは連絡が取れなくなることもあった。大変迷惑を受けている」と話した。

 一三年十一月に取引を始めた京都市の呉服卸業によると、当初から毎月、取引額の一部の数万円が振り込まれるだけで支払いは滞りがちだった。その後も事態は改善せず、一六年二月末に取引を停止したという。

 信用調査会社によると、同社は二〇〇八年に創業。一六年九月期の売り上げは四億八千万円だった。

 (加藤益丈、井上靖史、鈴木弘人)

 

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