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【社会】

資本金・売上高を過大に公表 振り袖業者 借入金返済滞る

 振り袖の販売・貸出会社「はれのひ」(横浜市)が、新成人に晴れ着を渡さないまま突然業務を停止した問題で、同社がホームページ(HP)などで資本金を一千万円と公表していたのに、実際には百五十万円だったことが、民間調査会社の東京商工リサーチ横浜支店の調べで分かった。売上高も実際より一億円高く見せかけていた。 (志村彰太)

 同支店がはれのひの登記簿などを確認したところ、はれのひは設立翌年の二〇一二年十二月に資本金を百五十万円とし、その後増資はしていなかった。売上高も一六年九月期で「四億八千万円」と公表していたが、実際には三億八千万円だった。

 資本金と売上高を実際よりも高く公表していたことについて同支店の担当者は「一般向けに信用があると見せたかったのではないか」とみている。

 同支店によると、はれのひは一六年までに横浜みなとみらい店をはじめ関東を中心に六店舗を開設(うち二店舗は既に閉鎖)したが、投資拡大の割に売り上げが伸び悩み、昨年から借入金の返済延期を繰り返していた。また、一六年九月期時点で数億円とみられる売掛金の回収も遅れ、この時から資金繰りに窮していたという。

 一方、横浜市は近く、市消費生活条例に基づく立ち入り検査をする方針。

 

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