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【社会】

「はれのひ」賃金未払い 労基署、昨夏から5回是正勧告

 成人式を前に突然休業した振り袖販売・貸出会社「はれのひ」(横浜市)が従業員に賃金を払えず、昨年八〜十二月に計五回、横浜南労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが十一日、関係者への取材で分かった。一年以上前から賃金の支払いが遅れていたとの情報もあり、今年の成人式に晴れ着を着られないトラブルを続出させた同社の深刻な財務状況が浮き彫りとなった。

 関係者によると、従業員から労基署に賃金の未払いを訴える声が相次いで寄せられており、二〇一六年末ごろから、賃金の支払いが所定日よりも遅れるようになったとの相談があった。一七年の成人式の際にも、経費の支払いが滞っていたという。

 労基署は、昨年十一月一〜三十日分の賃金が、三十人の従業員に対し、十二月の所定日に全額支払われていないことを確認。未払い額は計約四百六十万円に上り、十二月二十六日付で是正勧告した。八月からの賃金についても一部しか支払われておらず、未払い額はさらに膨らむとみられる。

 同社は労基署に対し、成人式の時期に売り上げが伸びるとして「一月になれば収入が増加する見込みだ」と説明。ところが、昨年末には「資金提供が受けられなければ、賃金が支払えず、事業活動も困難になる」と伝えていた。

 

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